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『2013.3.10 原発ゼロへのカウントダウン in かわさき集会』に ご参加下さい/川岸 卓哉 2013.3
2016年8月17日 水曜日
1 集会開催経緯
(1)2012年3月11日の集会
「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」実行委員会(以下「実行委員会」といいます)は、昨年2012年3月11日に川崎市中原平和公園で脱原発集会を行うために結成され、当日の参加者は1650名を超え大成功となりました。
(2)その後の活動
3月11日の集会後は、7月、11月の中央で大規模集会への参加、大飯原発再稼働に反対する川崎市内主要駅の一斉ビラ配り、東京電力川崎支社との交渉などを行ってきました。11月には、「キャンドルナイト&デモ」として、川崎駅前の渡田公園で集会とキャンドルデモを行い、250名が参加しました。
(3)毎週金曜日川崎駅前行動
昨年10月からは、官邸前での毎週金曜日の脱原発行動に連帯し、川崎駅前LAZONA連絡路で、毎週金曜日18時30分から20時まで,脱原発の訴えを継続的に活動を行っています。参加者によるリレートークの他,脱原発コール,ビラ配り,通行人に福島への想い,被災地への想いを書いてもらう「手書きツウィッター」などを行っています。
2 本年の集会内容
本年2013年3月10日にも、再度,川崎市中原平和公園で集会を行います。本年は、原発事故から2年が経過し、原発問題が風化しいく情勢のもと、脱原発を目指す団体・個人が結集し力を合わせるため,前回の集会には参加していなかった団体への実行委員会への参加の呼びかけを拡大するとともに,広くかわさき市民への参加を呼び掛けています。
スケジュール
11:00 開場 原発関連展示ブースほか
12:00 文化行事
13:00 「川崎から脱原発!」リレートーク
≪スペシャルゲスト≫
「大間原発に敷地は売らない」 あさこはうす 小笠原 厚子さん
「経済界から脱原発宣言」 城南信用金庫 吉原 毅理事長
≪リレートーク≫
①福島からの避難者の発言
②電気代不払い運動
③川崎市在住の小さな子供がいるお母さんの発言
④韓国の脱原発運動家からの国際連帯のメッセージ
⑤リニア新幹線問題
⑥福島の子供を受け入れるサマースクール
⑦福島原発事故弁護団
⑧川崎の放射性物質汚染ごみ問題,などを予定。
14:30 原発ゼロへの行進 誰でもデモ
3 集会の方式
①呼びかけ人方式
川崎市内在住の著名人を中心に,教授,宗教家,弁護士,各市民団体の代表者など,多くの人が呼びかけ人となっています。
②個人賛同方式
集会には個人個人から賛同署名を得て,メッセージはHPに記載しています。
③「広場」のイメージ
実行委員会・集会には「脱原発」の一致点のみで参加しますが,各団体が・個人が各ブース・集会で自由に発進します。私たちは,実行委員会・集会をそれぞれが自由に情報発信する「広場」と考えています。
4 集会・実行委員会の特色
①立場を超えた「脱原発」の一致点での集まり
実行委員会は,思想信条を超えて「脱原発」の一致点で、多様な団体・個人が参加しています。今年1月からはこれまで実行委員長であった三嶋健弁護士と、川崎市内での脱原発ネットワークである「脱原発かわさき市民」の学習院大学教授の川口洋一さんの共同代表体制となっています。
②活動報告・交流の場としての実行委員会
実行委員会には、子供を守るために川崎市へ放射性物質汚染問題について働きかけるお母さんから、10年以上脱原発を訴えてきた人まで、実にそれぞれ多様な活動を行っている方が参加しています。実行委員会は、各参加者の活動報告・交流・ネットワークの場としての実行委員会になるように工夫をしています。実行委員会に初参加の団体には、毎回十分な自己紹介・活動報告の時間を取るようにしています。また、各実行委員会のはじめには、数人に,活動報告をしてもらい、問題意識の共有化、学習・交流の場としての役割も果たせるようにしています。
③川崎の地域に根ざした活動
実行委員会は、地域に根ざした草の根の活動を行い、脱原発の裾野を広げることが、脱原発の声を大きくしていくことになると考えています。官邸前の金曜日行動に連帯して、川崎駅前で金曜日行動を行っているのも、この考えに基づきます。
5 是非ご参加下さい
本年の集会、そして実行委員会の最終目標は、もちろん脱原発にあります。さらに、究極目標は命より経済を優先する社会価値観の変革にあらねばなりません。福島原発事故は、福島の多大なる犠牲の下に、多くのこれまで政治に無関心であった国民に、この国の本質的な矛盾について気づかせることになりました。その「気づき」を、確実に社会にフィードバックしなければ、同じことは何度でも繰り返されることになります。にもかかわらず、先の衆議院総選挙では、経済政策を第一に掲げ原発政策の推進を目論む政党が勝利し、福島の悲劇の教訓は活かされていません。選挙結果の分析からは、前選挙より1000万人も投票者数が減り、戦後最低の投票率を記録したことが明らかになりました。これは、私たちが訴えていた原発問題が国民にとって重要な争点化しなかったことを意味します。私たちの運動としての広がりが不十分であった結果です。
国民の世論の7割である脱原発の声を結集し伝えるために、本年の集会に是非ご参集ください。
【昨年2012年3月11日の集会の様子】(HPより抜粋)
・原発ゼロへ昨年は集会に1650名が参加
2012年3月11日。川崎市・中原平和公園には1650名の参加者の熱気につつまれました。
福島第一原子力発電所事故と東日本大震災から一年となる節目の日に、震災犠牲者への黙とうを会場全体で捧げるとともに、脱原発、原発ゼロを訴える集会がおこなわれました。
メイン会場の周辺には、実行委員会に参加する各団体の展示ブースや模擬店が並びました。
集会後、原発ゼロを掲げて会場から元住吉ブレーメン通りを経て武蔵小杉駅までデモ行進をおこないました。
お互いの意見の違いを超えて、広範な市民が原発ゼロの実現のために実行委員会をつくりとりくんだ集会でした。
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